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[3月19日 開催] 国際学部公開講座 「難民問題と女性の平和」
ニュース
2024年2月14日(水)
現在、世界では紛争や迫害、人道危機により生命の安全を脅かされ、他国に逃れなければならない人々(いわゆる難民)が、1億人以上暮らしている。国内避難民等もふくめ、見知らぬ地への避難を強いられたそのような人々の多くが、食糧難や栄養失調、暴力被害などの苦難に晒されており、難民支援の問題は現代世界に暮らすわれわれひとりひとりが真摯に向き合うべき、喫緊の課題となっています。
第6回目となる今回は、2018年にノーベル平和賞を受賞したコンゴ民主共和国のムクウェゲ医師の活動に焦点を当てた映画『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』を上映し、国際関係論を専門とする国際学部教授吉田晴彦が講師として解説します。難民を取り巻く状況と“女性の平和”について理解を深め、国際社会の抱える課題の現状について、参加者と本学の教員が意見を交えることにより、ヒロシマから難民問題に向き合うための方策や課題を探ります。
解説:吉田 晴彦 国際学部教授[専門は市民レベルの国際協力を中心とした国際関係論]
内容:UNHCR 難民映画祭パートナーズ上映会 『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で戦う医師』 ?TBSテレビ
コンゴ民主共和国?東部ブカブでは、40万人以上の女性たちがレイプの被害を20年以上受け続けている。その女性たちの多くを無償で治療してきたのが婦人科医、デニ?ムクウェゲ。この地にはレアメタル、 錫など豊かな鉱物資源があり、武装勢力はその利権を得るために、住民を組織的な性暴力恐怖で支配し ようとしている。?
映画『ムクウェゲ「女性にとって世界で最悪の場所」で戦う医師』公式ホームページはこちらから